2011年

5月

02日

2011年4月30日-5月1日 坪山ハイキングとタケノコ・山菜採り体験

【1日目】 4月30日(土)

2011年度第一回の初日は「坪山登山、草取り、地元郷土料理の調理、地元住民との交流会」とかなり盛りだくさんでした。

 

 まずは標高1102.7mの坪山に登ります。ここはヒカゲツツジ、イワウチワなどの花を求めて登山客が訪れますが、今年はどうでしょうか…。登山口まで車で送って貰い、準備運動をして、いざ出発! 

 

新緑まぶしい木々のトンネルを抜け、丸木橋をおっかなびっくり渡り、黄銅鉱跡を脇に見ながら歩みを進めます。杉林やヒノキ林を抜けしばらく行くと、雑木林の尾根道に入ります。頂上近い急な岩山の脇には、満開のヒカゲツツジ、ミツバツツジ、イワウチワが咲き誇っていました。その色合いと言い咲く場所と言い、控え目なヒカゲツツジに心惹かれてしまいます。周辺の山々に目を移せば何色もの新緑に染まり、春~初夏の季節が一気に自然のキャンバスの上に描かれています。皆さんも心なしかウキウキして、童心に返っている様子。何とも微笑ましい光景でした。自然は心を解き放つ不思議な力を持っていますね…。 

 

そして、最後に急坂を登り切り、ついに頂上へ到着!頂上で食べるシソおにぎりの美味しいこと…。絶妙な塩加減が汗をかいた身体には何とも言えません。全行程2時間程の道のりですが、細い尾根道あり、急な岩山あり、雑木林あり、巨木あり、花の群生あり、眺望あり…とコンパクトにさまざまな素材が詰まった素晴らしい山でした。これなら子供も高齢者も十分楽しめると思います。「あと何年登れるだろうね…」等と話しながら歩いていましたが、ぜひぜひ毎年恒例にしたい山行きでした。

 

 びりゅう館の裏に下りたのは出発してから約2時間後の14:10頃。びりゅう館の強力助っ人M子さんに迎えられ、昼食を取ってから、新宅脇の畑で草取り&ヤーコンの種植え作業です。

 

登山の疲れが出た私は、畑作業は皆にお任せモード。途中からはのんびりヨモギを摘みつつ、満開の八重桜と梨の花の咲く古民家の横で作業をする皆の姿を、「平和だなぁ、良い光景だなぁ」と思いながら眺めていました。 夜は地元の女性陣から教わった郷土料理(セリと蕨のお浸し、せいだのたまじ、煮団子、ヤーコンきんぴら、古漬け炒め、混ぜご飯)に舌鼓を打ちながら、田和・上平(わったいら)地区の方たちとの交流会。 

 

昨年から通い続けていましたが、意外にも初めての交流会でした。話の中で印象的だったのは、「地元の人が当たり前過ぎて分からないここの良さを教えて欲しい」という言葉。外から来る私たちはそういう大事な役目があるのですね。私たち自身にとっても、自然豊かなこの場所で温かい地元の方と交流することで、心癒され、大事な居場所になっています。その相乗効果で今後も更にもっと良いものが生みだされれば良いなと思います。 

 

他にも「交流すれば何かを頼みやすい」「続けることが大事」「伝承が大事」「デジタルからアナログへをここから発信」など大事なキーワードも飛び交いました。

 

 しごと塾を「手仕事を学ぶ・手伝う・伝える」という活動の場とすることを確かめ合い、長い一日を終えました。 

 

 

 【2日目】 5月1日(日)

今日はどんより曇り空。強風のせいか雲の流れが速く、途中晴れ間が出たりしていましたが、いつ雨が降ってもおかしくない天気でした。

 

 昨日の残りで朝食を済ませ、集会所に一旦集合してから、地元の方の先導のもと、山菜採りへ出発!初めて訪れる田和地区も、かなり急な山の斜面に畑が広がり、遠くに目を移せば、新緑に染まった山々の連なりを眺めることができます。

 

急斜面をあがりながら、次々と蕨、ととき、いたどりなどの山菜や野草を摘みます。いたどりはその場で皮をむいて食べると酸っぱい味が口一杯に広がります。サラダや天ぷらにしてもよいそうです。蕨はくるっと丸まった上部より、白味がかった茎の部分の方が見分けやすいので、下から上りながら見つけるとよいこと、また小さいものはできるだけ残すこと、全部採り尽くさないことなどを地元の方に教えて貰いながら、次々と摘んでいき、あっという間に袋の中が一杯になりました。 

 

筍はというと…昨年に比べ不作である上、イノシシが土の中の筍を先にほじくり、収穫は3本くらいでした。次に場所を移すと…何やらある木の方へ向かっていき、枝を下に引っ張り芽を摘んでいます。こしあぶらです。 

 

持ち帰った山の幸は早速昼食にして頂きます。山菜おこわ、蕨と竹の子煮物、蕨のお浸し、山菜天ぷら、山菜うどん等などまさに山菜づくし。皆で摘んだ山菜を一緒に食べる喜びを味わいます。自然の恵みは、実にありがたいですね。山の暮らしとは、自然の恵みを頂くこと、命を頂くことが、ごく身近にあることなのかもしれません。命を頂いているということ、色々な関係の中で生かされていることを、豊かな自然の恵みや人間関係を通して、知れる場所、知れる距離間にいられるのが山の暮らしなのですね。 

 

今回は坪山登山、田和地区での農作業、びりゅう館での仕事、地元の方々との交流を通して、これまで知らなかった西原の新たな魅力発見の機会となりました。何と言っても今回の一番の収穫は、地元の方との交流にあったのではないでしょうか。交流からまた新たな関わり方が生まれそうな予感と、この中に自分が多少なりとも関わることができる喜びに感謝を抱きつつ、地元の皆さんが温かく見送る中、バスに乗り込みました。ありがとうございました。 

 

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