2012年

4月

16日

2012年4月14日-15日 ジャガイモの種植え

今年度のさいはらプロジェクトがいよいよ始動しました。

初回はジャガイモの植え付けです。

でも残念ながら今日は終日雨の様子…。無事に植えられるでしょうか。 

 

コミュニティハウスに荷物を置き、早速古い家屋の中を探検。

以前お蚕部屋として使われていた3階では、ハンモックに揺られて子供たちはおおはしゃぎです。

 

小窓を開けると、靄のかかった幻想的なさいはらの風景が広がっています。大人たちが「ここでコーヒーを飲みながら本を読んだり、月を見ながらお酒を飲んだりしたら、最高だねぇ」等と話に花を咲かせていると、階下からお呼びの声が…。そうそう、植え付けの準備をしないといけませんでしたね。

 

準備して頂いた種いもを、包丁で切ります。芽数を調整するために、芽が集中している頂部から縦半分に切ります。腐らないように、切った断面に灰をつけてしばらく乾かしておきます。ここまで作業したところで、雨脚が強くなり、残念ながら今日の植え付けは断念することに…。 

 

びりゅう館で昼食を取ってから、さいはらの間伐材を使っての名札作り。皆さん思い思いに工夫を凝らしたデザインの名札が出来上がりました。次回からの活躍が楽しみですね。 

 

その後、急遽予定を変更して、ヨモギ餅を作ることに。この辺りの河原には、まだ生えたばかりのヨモギがそこかしこに姿を現し、春の訪れを告げています。この頃の葉は全体的に柔らかいので、根もとから片手でポキっと折れば良いそうですが、そうそううまくいきません…。 袋一杯に摘み取ったヨモギを携えてNさん宅へ。

 

ヨモギを軽く洗って、茹でておきます。米粉は熱湯を少しずつ加えながら捏ねていきます。まとまってきたら、丸くのばして、蒸し器で蒸します。ヨモギを加えるのは蒸し上がってからの方が、香りや色が良いそうです。これも美味しく食べるための工夫ですね。ヨモギを加えて鮮やかな緑色に変わった餅は、まさに春の色。 

 

さて、中身のあんこはどうでしょうか。茹でた小豆に砂糖を加え、焦げないように鍋底からしゃもじでかき混ぜていきます。Nさんから「まだまだ~!」という檄を飛ばされ、ひたすら混ぜます。やっとOKが出て、あんこができあがりました。先ほどの餅を丸くのばして、あんこをつめて口を閉じたら出来上がり。 

 

今回はヨモギ餅の他に、聞き慣れないシコクビエ(漢字では「龍爪稗」とも書くそう)という雑穀を使ったまんじゅうも作りました。蒸し上がったまんじゅうは、表面がつるつると黒光りした石のようで、どのような味か皆目見当がつきませんでしたが、とても素朴な味わいで、少しねっとりして、サツマイモのようでした。午後の一時、ヨモギ餅とシコクビエまんじゅうを頬張り、お茶を飲みながらまったりしました。

 (れんこん)

 

日帰りメンバーが帰った後は、夕食準備。

Nさんのお宅では毎晩おそばが定番ということで、弟のHさんがそばを打ち始めました。N家のおそばは、小麦粉の割合が多いのが特徴です。最小限の水分で打っていくので、全体をなじませキレイにまとめていくのが難しいのですが、地元の子どもたち、K君、Yちゃんも挑戦。みんなで交代で打っていきました。

 

最後はNさん兄弟が仕上げ。パタンパタンと生地を広げていく兄Sさんの手さばきはとても速く、感動してしまいました。 おそばは、お二人が育てた椎茸たっぷりの温かいおつゆと一緒にいただきました。その他にも、せいだのたまじ、煮物と盛りだくさん。楽しい夕食の時間でした。

 

朝起きると、ずっと降っていた雨もあがり、いいお天気。 動けなくなるのを気にしつつ、雑穀入りのご飯とおかずをたっぷりいただいて、コミュニティハウスへ。春の恵みが嬉しくて、ヨモギやのびるを採っていると、畑には既に守雄さんと昭男さんがいらっしゃっていました。


連作障害を避けるため、昨年大豆を植えた箇所にジャガイモを植えます。まずは、耕運機と鍬を使って、畑を耕すところから。耕したら、一度平らにならし、いよいよ畝づくり。畝間70cmで、鍬で畝を作って行きますが、まっすぐにそして深さを均等にして作って行くのはなかなか難しかったです。

 

最後に昨日準備したジャガイモと肥料を入れて、土をかぶせて完成! 今回は、男爵、メークイン、キタアカリ、ネガタを植えました。ネガタは地元の品種で、粘りのあるころころとした小さなジャガイモで、地元の郷土料理「せいだのたまじ」にぴったりあうおいしいジャガイモです。収穫が待ち遠しいですね。

 

お昼を食べにびりゅう館に戻ると、ハイキングを終えた方、バイクでツーリングを楽しむ団体とお客さんで溢れていました。しごと塾メンバーはささやかですが、お手伝いへ。お手伝い後のお昼ご飯はまた格別でした。


昼食後は、畑の残り半分を耕しました。また、コミュニティハウス前の畑も今回耕し、ヤーコンを少し植えたので、こちらもまた楽しみです。

 

今年の畑はもう一つの試みがあります。それは、「コンパニオンプランツ」「リビングマルチ」「緑肥」の役割のあるクローバーとマリーゴールドを植えること。クローバーは、マメ科の植物で根粒菌と共生して、空気中の窒素を土壌に固定する植物として、広く利用されています。また、じゃがいもの収穫の後、土にすきこむことで肥料とします。これが、一つ目の「緑肥」として役割です。

 

また、春から夏にかけては、一年で最も雑草が繁茂する時期です。クローバーやマリゴールドで畑の表面を覆うことで、土に日が届かず、雑草の繁茂を防ぎたいと思っています。これが二つ目、「リビングマルチ」の役割です。また、雨風による土壌侵食(流出)の防止も期待しています。マルチは、通常は藁やビニールなどで土を覆いますが、これは生きた植物でおおうため、Livingマルチと呼ばれます。

 

そして、最後に「コンパニオンプランツ」として、マリーゴールドの種を蒔きたいと思っています。ある作物と一緒に植えると、作物の生育を促進したり、病害虫を防いだりということが、経験的に知られている植物を「コンパニオンプランツ」と呼んで、利用されています。

 

マリーゴールドは、畑の脇にまとめて種を蒔き、次回移植することにしました。コミュニティハウスの前の畑のヤーコンの畝間には濃いピンクの花をつけるというクローバーも蒔き、周りにはマリーゴールドを蒔きました。どのように育つか、畑の様子とともにしっかり観察していきたいと思います。

(しおじ)

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