2012年7月29日(土)-30日(日) 星降る西原でジャガイモ掘り&ピザ作り

今年度第4弾は「星降るさいはらでジャガイモ掘り&ピザ作り」と銘打って。

天気は上々、畑の陽射しは強いし、暑い!

 

4月に植えたジャガイモは4種

西原名物「せいだのたまじ」にぴったりで小さいが粘りのある地場種「ネガタ」、定番「男爵」と「メークイン」、味良くほっこりの「キタアカリ」

 

 ジャガイモ1畝分がすっかりイノシシに食べられてしまいましたが、6月末の「番外編」で周囲の柵を補強した効果があり、その後の被害はなかったようです。今年はベト病で早いうちに茎と葉が枯れてしまい、その後畑全体が草に覆われていて、ちょっと見ではどこを掘ったらいいのか…。でも草を取り、枯れた茎を中心にして掘り起こすと、全部で20kg以上の収穫がありました。ジャガイモが全般に不作という今年にあってはまずまずの収量だ、との守雄先生の評価でした。

 

 作業上の注意点として、掘る時に鍬を株の近くに入れ過ぎないこと。掘っている最中に時折「あーっ!」という叫びが聞こえましたが、下手するとせっかくのジャガイモを傷つけてしまうのです。

 

 並行して、大豆畑・落花生畑の草取りと、ジャガイモ収穫後の畑の「うない」(耕耘)作業をしました。大豆はひざ上ほどまで成長していましたが、同じくらいに伸びた草に覆われ、何が植わっているのかわからないくらい。でも草取り後はその畑がすっかりきれいになり、風通しも良くなりました。取った草は畝間に敷いて「草マルチ」に。また落花生の方は、草を取ってみると黄色い花がついていました。

 

 うない作業は、ジャガイモ収穫後の畑に、収穫前に取った草を畝に沿って埋め(伏せ込み)土を均し、ソバの種蒔きに備えました。伏せ込んだ草が肥料となり、土壌が改良されます。

 

 鍬の使い方は慣れるまでに相当の訓練が必要かもしれませんが、上手に使えるようになれば、畑の作業は何倍も楽しくなりそうですね。実践あるのみ!

作業を終えて戻ったコミュニティハウスでは、掘りたてのジャガイモを使い「せいだのたまじ」作り。なかなかの美味でした。

 

 暗くなる頃に雲が出てしまい、残念ながら「みずがめ座流星群」は見られませんでしたが、夜は「びーる館」になった「びりゅう館」前庭で楽しく交流し、日帰り組を見送りました。居住地区やグループなど、テーブルごとに賑やかに盛り上がっていて、西原の良さを改めて感じました。

 

 2日目午前中は昨日の続きで、ソバ作りに備えジャガイモ収穫あとの畑をうなってきれいにしました。地元のM先生が「土壌酸度計」を使って畑の各ポイントで酸性度を測定され、結果は概ねPh=6・8でした。

 

 お昼はNさんのお宅の庭で、Yさんの用意してくださった材料を使い、庭のピザ窯で焼いた手作り夏野菜ピザをおいしくいただきました。各自思い思いにトッピングしたピザをAさんが上手に焼いてくださいました。

 

 今回もたいへんお世話になった西原の皆さま、どうもありがとうございました!

 

(byみっきー)

 

参加者:9名

 

What's New

Facebookでも随時、活動の様子をお伝えしています。そちらもぜひご覧ください。

<Facebookページ>しごと塾さいはら