2012年9月16日 柴刈り&藤尾の獅子舞

バスでコミュニティハウスに向かう途中、藤尾地区のあたりを通ると獅子舞のポスターが見えました。お祭りの気分が高まります。

 

でも、その前にまずは柴刈りです。草を刈り、それを畑に埋めて土を肥やす「冬伏せ」の準備です。前の日から参加して、地元のM先生に直接指導していただいたTさんにやり方を教わりました。

 

コミュニティハウスより山の方には上がったことがありませんでしたが、今回はじめて登ってみました。コミュニテイハウスと山の木々のあいだに、数メートル位の幅ですすきや雑草が生えていて、それを鎌で刈って束ねていくのでした。「鎌は引きながら刈ること」「竹は入れてはいけないこと(竹は生命力が強くて、冬伏せに入れると畑が竹だらけになってしまうそうです)」などを教わりながらすすきを刈っていきました。

 

9月なのにかんかん照りで暑い。また、斜面が急で、気をつけていないと落ちそうです。慣れないので鎌がすすきにくいこんで動かなくなることもたびたびです。交代でなんとか数束作ってコミュニティハウスの奥の斜面に立てかけました。前日もりお先生とたろうさんが作ってくれていた束と合わせて、さらにこの2倍の量があれば畑の全面に冬伏せができるそうです。草は乾燥すると嵩が減るので、作業はまだ続くのですが、今回は獅子舞見学の予定もあり、ここまでとなりました。

 

びりゅう館でおいしいお昼をいただいたあと、藤尾地区の二宮神社へ。藤尾の獅子舞は上野原市の無形民俗文化財に指定されている伝統の獅子舞です。笛と太鼓と歌にあわせて三匹の獅子が舞います。1回の演舞で20分くらいかかる大曲もあり、それが休憩をいれながらも数回続くのですから大変だと思います。最後には刀を持った人やおかめ、ひょっとこのお面をかぶった人も出てきて大団円となりました。なごやかなお祭りの雰囲気で、獅子舞の合間にはカラオケや三味線、ギターの弾き語りなどもあり、地区の人も地区外の人も、神社の境内に座って飲んだり食べたりしながら談笑していました。魔除けの笹飾りもいただいて、山里の初秋の一日を満喫しました。いろいろとお世話になりました。ありがとうございました。簡単ですがご報告とさせていただきます。

 

みつこ

 

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